インフルエンザウイルスと歯科との関係
こんにちは!武蔵小杉クリニックの五味です!
新型コロナウイルス感染症が落ち着き始めましたがこれからの季節心配なのがインフルエンザウイルスですね…。
そこで今日はインフルエンザウイルスと歯科との関係性について少しお話したいと思います‼︎
インフルエンザウイルスは咳やくしゃみなどの飛沫感染、ウイルスが付着したものに触れたりした後にその手で粘膜に触ることで感染します。インフルエンザウイルスの感染拡大にはプロテアーゼやノイラミニダーゼと呼ばれる酵素が関与していてプロテアーゼの働きにより、鼻や喉などの粘膜に付着し細胞内に侵入したインフルエンザウイルスはノイラミニダーゼというたんぱく質を溶かす酵素の働きで細胞外に放出され増殖して感染を拡大していきます。
それで歯科となにが関係があるの?という事になるのですが
むし歯や歯周病の原因となる細菌の中には、プロテアーゼやノイラミニダーゼを出す細菌が含まれていることがわかっています。
つまり、お口の中が不衛生な状態だとこれらの酵素の量が増え、インフルエンザになるリスクが上がってしまうのです。
もちろんインフルエンザウイルス予防にはワクチンや日々の感染対策が重要となりますが、上記でお話しした通りお口の中をキレイにする事でインフルエンザウイルスに感染するリスクを下げる事ができます‼︎
新型コロナウイルス感染症や最近忙しくて歯医者さんにいけてないな…など様々あると思いますがお口の中を清潔に保ち予防しましょう‼︎
クリーニングや治療希望があればクリニックご連絡下さい!是非お待ちしております‼︎
カテゴリー:スタッフブログ ,武蔵小杉
投稿日:2021年11月20日