ラオウのように・・・
梅雨もようやく明けて夏が始まってきましたね。日吉クリニックの今枝です。
私の子供のころに流行ったマンガ「北斗の拳」。私も大好きで何度もマンガを読み返していました。
この物語の主人公、北斗神拳の伝承者ケンシロウもカッコイイのですが、その他の登場人物も非常に個性的で魅力的なところが今でもこのマンガが愛される所以なのでしょう。
そんな数多くいる魅力的な登場人物の中でもケンシロウと人気を二分するのが、ケンシロウの北斗神拳の兄弟子であり、最強の敵であるラオウです。
ラオウはケンシロウとの壮絶な最後の戦いの末に敗れ、自分の生涯を省みて
「我が生涯に一片の悔いなし!」という言葉を残し立ったまま亡くなるのです。
自分の人生に悔いなく、最期を迎えるのは誰しも願う事ですがなかなか難しい事ですよね。そんな「男の強さの象徴」のようなラオウの生き様に対して、私以外にも世の男性の多くは憧れを持っているのではないでしょうか。
「北斗の拳」の事をもっと書きたいのですが、スペースの関係上ここらへんにして・・・
何でこんな話をしたかと言いますと、4年ぐらい前の調査になるのですが、gooリサーチと雑誌プレジデント編集部により、55~74歳の男女1060人に対して「人生の振り返り」に関するアンケートが行われ、シニア世代の部門ごとの「後悔していること」トップ20が発表されました。
健康部門はこちら。
健康について後悔している事第一位は「歯の定期検診を受ければよかった」でした。歯が痛くなってから受診したとしても、治療する事によって歯を削ったり、抜いたりして自分の歯は少なくなっていきます。
歯が少なくなっていくとお食事も大変になる事があり、楽しみが半減してしまします。
また歯周病が進行すると糖尿病や動脈硬化などの全身疾患にも悪影響がでるとも言われています。
体が健康な時はそのありがたみを忘れがちだとよく言われますが、このアンケート結果を教訓に、後々後悔しないように日々の歯も含めた体のケアを忘れずにしたいものですね。
カテゴリー:スタッフブログ ,日吉
投稿日:2016年8月3日