医療の進歩
こんにちは、歯科医師の木川です。
私事ですが、年末にレーシックに行ってきました。元々はICL(眼内コンタクト)を予定していましたが、40、50人に1人いるICLができない目だといわれてしまいました。逆にレーシックは8人に1人位の割合でできないかたがいるみたいなのですが、こちらはなんとかできると言われました。ただ元々の眼の度数が低いため、かなり大幅に角膜を削る必要があり後戻りがしやすいとのことでした。機械の種類が6種類ほどあり、昔からある機械が25万、一番最新の機械が85万とでした。レーシックが日本で始まった2006年から約18年ですが、最新の機械ほど副作用が少なく後戻りも少ないみたいでした。私は昔の機械ならすぐ後戻りする可能性があるくらい目が悪かったため、最新に近いものを使わせてもらいました。
金額は決して安いものではなかったですが、今現在裸眼で物がはっきりとみえると言うのは素晴らしいなと感じています。
さて少し歯科の話題に触れますが、歯科医療も日々進化しています。インプラントやマウスピース矯正、補綴(銀歯やセラミック)など材料の質が良くなったり、精度があがったりしています。保険内でできる治療も日々変わっています。金属の高騰などによる金額の上昇なども当然ありますが、逆に以前銀歯しかできなかったところが保険(CADCAM冠)で白くできるようになったりしています。必ずしもできるわけではなく、かみ合わせの強さ、形、場所など一度拝見させていただく必要はありますが、銀歯は嫌だけどセラミックはちょっと高くて・・・と諦めて歯科から遠ざかっていた方、
また嘔吐反射などで詰め物の型取りが苦手で歯科から遠ざかっていた方も、自費の治療にはなってしまいますが、ネチャッとしたアルジネートと呼ばれる材料ではなく、光学印象という光をつかって機械で型取りするものが使えるかもしれません。
様々な理由から最近歯科にいけていないなぁという方、一度来院してみてください。以前とは違うご提案ができるかもしれません。
カテゴリー:スタッフブログ ,武蔵小杉
投稿日:2023年1月20日