大さじ1杯程度でゆすぐのが理想です
こんにちは。昨年12月に武蔵小杉クリニックから日吉クリニックに異動しました、歯科医師の前田です。
段々と温かい日も増えてきて、体を動かしたり外出する機会も増えてきたのではないでしょうか。
私も先日、友人と外で体を動かしてきました。
運動して汗を流すと気持ちいいですが、からだを洗ったあと石鹸が体に残っているとベタつきが残るのでしっかり石鹸を洗い流していらっしゃると思います。
ですが、歯磨き後は多量の水でお口をゆすがない方がいいことはご存知でしょうか。
歯磨き粉の中には歯を再石灰化させる成分が含まれています。
歯磨きの後にたくさんの水で口をゆすいでしまうと、せっかくお口の中に留まっている歯に有効な成分がなくなってしまいます。
理想は歯磨きの後に10ml程度のお水で口をゆすぐ事をおすすめします。
10mlは大さじ1杯分ほどの量です。
ちなみに私は片手の手のひらに水をためて、指の隙間から水が落ちた後に残った水でゆすいでいます。水の量を測ってみると11mlでした。皆様の手の大きさにもよると思いますが私はSサイズのグローブを着用しますので一般男性より一回り小さい程度です。
大さじ1杯といわれるとすごく少ないイメージですが、実際に手のひらにある量を見ると結構しっかりとした量がありました。
どこでもできる方法ですので一度お試しになってみてはいかがでしょうか。
いつもより少ない水分量で口をゆすぐと、口の中がすっきりしない方もいらっしゃると思います。
少ない水の量でも1度口に含んだあと、いつもより少し長い時間かけて口をゆすぐと爽快感が違いますよ!
虫歯のリスクを下げる方法は歯医者さんで実施する専門的な方法だけでなく、ご自宅で出来る方法もございます。
ご興味がある方はスタッフにお気軽にご質問ください。
カテゴリー:スタッフブログ ,日吉
投稿日:2016年2月29日