歯肉漂白
急に寒くなってきましたね。皆様、体調などは崩されていないでしょうか?
日吉クリニック院長の今枝です。
最近では歯の見た目(歯の色や歯並び)を気にされる患者様が多くなってきました。歯の色を白くする「ホワイトニング」というものはかなり認知されてきまして、施術を希望される患者様も増えてきています。
そして、今回ご紹介したいのは「歯肉漂白」というものです。
漂白と言っても歯肉を真っ白にする訳ではなく、黒ずんだ歯肉をピンク色に戻す治療法です。
健康的な歯肉は(個人差はありますが)薄いピンク色をしています。しかし、その歯肉に黒や茶褐色のシミや斑点が見られることがあります。
これらを「メラニン色素沈着」と言います。
メラニン色素沈着が多くなってくると全体的に歯肉が黒っぽい印象になってしまいます。
メラニン色素は歯肉の浅い部分に沈着しているため、「歯肉漂白」で薬剤を塗布し、メラニン層を除去し、新しい歯肉を再生させていきます。
↓下の前歯の周囲の歯肉にメラニン色素の沈着が見られ、茶色っぽくなっています。
↓薬剤を塗布すると一時的に歯肉が白くなります。
↓術後2週間の写真です。
↓術前・術後の写真を見比べると歯肉の色の違いが分かると思います。
アメリカのある研究結果では人の第一印象の判断材料は、視覚的な物が55%、声や話し方が45%と発表されています。
つまり、視覚的な「見た目」の部分で印象づけられてしまう事が多いということです。そして、「見た目」の中でも「口元」は大きな役割を果たしているのです。
患者様の第一印象を更に良いものにするべく、見た目にもこだわって日々の診療に当たっていきます!
カテゴリー:スタッフブログ ,日吉
投稿日:2013年11月13日