青い飲み物に注意!
こんにちは、綱島台クリニックの小倉です。
今週末はハロウィンですが、今年もおうちハロウィンの計画を立てている方いらっしゃるのではないでしょうか。
「自宅でも映えるハロウィンパーティーがしたい!」という方、手軽に視覚から楽しめるお茶があるのをご存じでしょうか?(若い方はご存じかもしれませんが)
ここ数年で話題になってきている青いお茶、その名もバタフライピー。
名前の通り、チョウマメというマメ科の植物を使ったハーブティーです。アントシアニンが多く含まれているので、目の疲れや美白、動脈硬化や高血圧予防などにも効果があると言われています。そのまま飲んでもほとんど味がしないので、ハチミツやシロップなどを入れて飲むのが一般的です。
更にこのお茶、レモンやライム等を入れると色が変わる、という性質があります。
アントシアニン(アルカリ性)がレモン(酸性)と化学反応を起こして赤く変色するためで、過去にはリトマス試験紙の代わりに使われていた、という記録もあるそうです。
ここまでバタフライピーの魅力について書いてきましたが、ここからは注意点の説明です。近年で一気に知名度が上がり、まだあまり効果について広まっていないのですが、バタフライピーの花には抗血栓・血症溶解作用のある成分が含まれています。
・心疾患・脳血管障害・脂質異常症の疾患がある方
(特に降圧剤や血液サラサラになる薬を服用中の方)
・現在妊娠中、生理中の方
・出血リスクの高い方
上記に該当する方は、血液をサラサラにする効果や子宮収縮作用があるため注意や摂取を控える必要があります。(不安な方はかかりつけの病院でご相談を)
また持病がない方でも飲みすぎには注意です。用法・量に気を付けて、楽しいハロウィン、ティータイムをお過ごしください。
カテゴリー:スタッフブログ ,綱島台
投稿日:2021年10月25日