みなさんこんにちは！

小杉クリニックの歯科医師の高田です。

皆さんは「口腔がん」をご存知ですか？

口の中全体を口腔と言い、ここにできるがんを総称して「口腔がん」と呼びます。「口腔がん」はできる場所によって『舌がん』・『歯肉がん』・『口腔底がん』・『頬粘膜がん』などに分類されます。部位別では『舌がん』が最も多く、次に多いのが『歯肉がん』です。

　40歳を過ぎると発生することが多く、加齢とともに増加します。進行したむし歯をそのままにしていたり、合わない入れ歯を無理して使っていて舌や頬を傷つけていたり、口の中が歯垢や歯石で汚れていたりすると口腔がんが発生しやすくなります。よって、むし歯の適切な治療、こまめな入れ歯の調整、むし歯や歯周病を予防するためのクリーニングなどを定期的に受けることでお口の中は清潔に保たれ、口腔がんのリスクを下げることにつながります。それと同時に、がんを寄せつけない生活習慣(タバコを吸わない、お酒を控える、ストレスをためない、バランスのよい食生活、適度なスポーツなど)を心がけることも大切です。

初期のうちに適切な治療が行われれば、ほぼ治癒しますが、進行がんになるに従い治癒率は低下しますので早期発見が極めて重要です。

以下の項目で当てはまるものはありませんか？

☑︎口内炎が2週間以上治らない

☑︎粘膜のただれやできものがある

☑︎口があけにくくなった

☑︎舌が動かなくなった

☑︎入れ歯や差し歯が当たって傷がある

☑︎抜歯した傷がなかなか治らない

☑︎タバコを吸う

一つでも当てはまったら
要注意です、、、！
11月15日は『口腔がん検診』の日です。

仁愛会歯科では、小杉クリニックを含めた全クリニックで11月1日〜11月30日で口腔がんの無料検診を行います。

この機会にぜひ受けてみてください☺️