自由が丘クリニックの金井です。
梅雨も明け、いよいよ夏本番ですね。
さて、暑くなるこの季節は特に、夏バテ防止や疲労回復のため酸味のきいた飲食物をとる機会が増えるかと思います。
ところが、身体によくて、おいしいすっぱいものが歯にとっては要注意ってご存知ですか？
歯は酸に弱く酸性の強い（すっぱい）ものに長くさらされ続けると、次第に溶けてしまうのです。これを酸蝕といい、酸蝕により病的に傷んでしまった歯を酸蝕歯と呼んでいます。私達が日常的に好んで摂取している物って酸性のものがとても多いのですね。
例えばこの時期熱中症予防のために飲むスポーツドリンクや炭酸飲料にも実は酸味料が含まれていて酸性度が強いそうです。ですからすっぱいものを食した時は要注意です。
1　食後はなるべく水かお茶を飲む。又はうがいする。
2 歯磨きは30分ほどたってからにする。ゴシゴシ磨かない。
3ガムなど咬んで唾液をだす。（カルシウムやフッ素入りがよい）など
あくまでも習慣的な過剰摂取が問題なのですが、気をつけて大切な歯を守りたいですね。