上顎前突 正中離開 下叢生
管理番号60889
術前口腔内のデータ化
まずはiteroでスキャンし口腔内の情報をデータ化します。
様々な角度から、噛み合わせなどもその際にチェックできるのが利点です。
コンピューターを用いて治療計画を立案
口腔内データが模式化されたもの
アタッチメントやIPRの部位や量も指示をする
赤いポッチがアタッチメント、数値がIPR量を表します。
コンピューターを用いることで様々なシミュレーションが可能になります。
開始する前にゴール地点を目で見て確認してからスタートできるのが最大の利点です。
術前
術後予測
術前後比較
緑の数値は術前の隙間の量を表します。
噛む面から見ると真ん中の2本がアーチから飛び出していることがわかります。
術後予測では隙間が綺麗に閉じていることが分かります。
術後予測では隙間が綺麗に閉じていることが分かります。
実際の歯牙移動表
治療予測を真横から見ると突出感が大きく改善していることが分かります。
大臼歯関係が左右で異なります。左だけ2級なのは左上2の矮小歯が原因だと思われます。
矯正終了後口腔内写真
症例解説
上顎前突(上の歯が出ている)
正中離開(真ん中の歯と歯の間に隙間がある)
下叢生(下の前歯〜小臼歯の凸凹)
- 年齢:40代
- 性別:女性
- 期間:約3ヶ月
- 治療回数:4回(動的移動中の通院回数)
- 枚数:上11枚下11枚
- 種類:インビザラインGo
- 費用:タイプ A
- 担当医:Dr秀島
コメント・・上顎の正中が大きく離開していたため、スペースクロージングを行いました。左上2が矮小歯なのもスペースを閉じる上では不利になりますが、下顎前歯を圧下させ、上顎前歯の口蓋側への移動で審美性は大きく改善しています。アライナーの枚数も11枚と少なく約3ヶ月で終了しました。