睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは?
睡眠中に呼吸が一時的(10秒以上)止まることで低酸素状態を起こし日中に意識が低下する疾患です。
睡眠中に気道が狭くなり酸素が十分吸収できないことが原因で肥満や耳鼻咽喉科系疾患も原因の1つになるとされています。
長期の低酸素状態は合併症として高血圧、心筋梗塞や脳卒中を誘発することもあるります。
治療には
- 手術(気道が広がるように口蓋扁桃を切除)
- CPAP療法(空気を送り込む装置を就寝中に装着)
- 口腔内装置マウスピース(下あごを前に固定して気道を広げる)
等があり軽度から中等度の症例で歯科での口腔内装置が応用されます。
もちろん肥満の改善のための方策を並行して行うことも多く見られます。
歯科におけるマウスピース治療の流れ
- 無呼吸症候群との診断を内科等で受け、診断書と装置製作依頼書をお持ちいただきます
- 装置を作るための上下の歯型を取り、上下のマウスピースを製作します。
- 上下装置どうしを口の中で固定し装置完成 装着指導を行います。
注意事項
洗浄方法と保存方法 義歯の洗浄剤などを使って洗浄し、乾燥状態で保管します。
治療の期間と費用
完成まで半月が目安、経過観察を紹介元クリニックで行い必要に応じ調整で来院必要です。
費用は医科の紹介状があると保険適応になります。ない場合は自費診療で66000円(税込み)になります。