インプラント治療の流れ
インプラント治療の流れ
初診(カウンセリング・診査・診断)
患者様の口腔内を拝見し、問診にてお口の中のお悩みやご要望を伺っております。
カウンセリング後、インプラント治療が可能かどうかを診断するため、診断用模型作成、レントゲン撮影・CT撮影などの諸検査を行います。
諸検査が終了し、インプラント治療が可能だと診断されれば、担当歯科医から治療計画や治療に要する期間、費用などをご説明させて頂きます。
骨を増やす手術
術前診査の結果、骨の量を増やさないとインプラント治療ができないこともあります。
顎の骨の量が極端に少ない場合は、骨誘導再生法(GBR法)・上顎洞底挙上術(サイナスリフト法)などの骨の量を増やす手術を先に行うことがあります。
しかし、骨の量が極端に少なくなければインプラント手術と同時に骨の量を増やす手術を行うこともあります。
インプラント手術
通常のインプラント手術は1、2本であれば手術時間はおよそ30〜45分です。ただ骨を増やす手術と同時にする場合はもう少し時間がかかる場合があります。
麻酔をしっかりと掛けますので痛みは感じません。時間も肉体的な疲労も一般的な歯科治療と同程度です。もちろん手術後はご自宅へお帰り頂き、通常通りの生活を送る事ができます。
術後の痛みも、処方される抗生物質と鎮痛薬をお飲み頂ければ抑える事ができます。
翌日に消毒、一週間後に抜糸を行います。
型取り、人工歯セット
約3〜6ヶ月間、骨とインプラントが結合する期間を待ち、その結合が確認できれば型取りを行い、セラミックの歯などの人工歯をインプラントの上に付けていきます。
これで見た目も綺麗で、自分の歯と同じ様に噛む事ができるようになります。
メンテナンス
定期的なメンテナンスはインプラントを長持ちさせるために非常に重要です。
インプラントはむし歯にはなりませんが、 しっかりケアしないと細菌感染して歯周組織が傷んでしまう「インプラント周囲炎」になってしまいます 。
インプラントがダメになる原因の多くは歯周病です。
歯周病予防のために定期的な検診は非常に重要です。